楽しみにしている方も多い、2018FIFAワールドカップ。
6/14~7/15の間、ロシアで開催されます。
FIFAワールドカップの日本代表選手に注目が集まっていますが、その中でも香川真司さんに下手くそという声があがっていました。
これまでCMにも多数出演されており知名度も高い香川真司さんですが、本当に下手くそなのでしょうか?
日本代表にはいらないという声や、日本代表に選出された理由なども含めて調べてみました。
香川真司は下手くそ?
香川真司(かがわ しんじ)さんは1989年3月17日生まれ、2018年6月現在は29歳です。
兵庫県神戸市のご出身で身長175cm、体重は68kgです。
ポジションはMF、FWです。今回のFIFAワールドカップではMFを務めます。
香川真司さんは幼稚園の頃からサッカーを始めました。小学校5年生のときには当時所属していた神戸NKサッカークラブの監督から、宮城県仙台市のFCみやぎバルセロナへのサッカー留学を勧められました。
そして中学校入学と同時にサッカー留学し、そのまま宮城県の高校へ進学すると高校2年生のときにU-18東北代表に飛び級で選出されました。
高校2年生にしてJリーグ・セレッソ大阪からオファーを受けて加入し、2006年から2010年までを過ごしました。
その後2010年~2012年まではドイツのボルシア・ドルトムント、2012年~2014年まではイングランドのマンチェスター・ユナイテッドでの活躍を経て、2014年にボルシア・ドルトムントへ復帰しました。
そんな香川真司さんですが「キックが下手」、「シュートが下手」と言われているようです。
調べてみたところ確かに2014年頃までは「他の技術は文句なしなのにキックやシュートが下手」とメディアにも書かれていたほどですが、最近は安定してきました。
ボルシア・ドルトムントでの、香川真司さんのシュートに対しての得点率を見てみると約15.4%。他の選手と比べてもまずまずの数字と言ったところです。
香川真司が日本代表にはいらないという声!
香川真司さんはシュートも安定してきており海外では活躍されている場も多いのですが、日本代表となると「パッとしない」、「日本代表に不要」という声も見られます。
そこには、背番号10番をつけるプレッシャーも大きいのではないでしょうか。
背番号10番はファンタジスタとも呼ばれ、他の選手ではできないようなテクニックとプレーで観客を惹きつけ、チームを勝利に導くような役割を担う選手がつける番号です。
かつて日本代表ではラモス瑠偉さん、名波浩さん、中村俊輔さんが10番をつけていました。
代表チームが負けると、世間の批判が10番の選手に集中することも少なくないような、重い責任がのしかかる番号です。
香川真司が日本代表に選出された理由はなぜ?
そんな重い日本代表の背番号10番に、香川真司さんが選出されたのは何故なのでしょうか?
しかも、香川真司さんは2018年2月に足首を怪我しており、5月頃まではまだコンディションが良くなかったそうです。
それでも西野朗監督は以下のように理由を述べています。
「デリケートに考えなければいけません。3カ月もトップでやれていない状況で招集したのは、キャンプで彼の状態を確認したいということ。間違いなく替えの効かないプレーを持った選手なので、トップフォームに戻っていることを期待しています」
「彼らのプレーは、皆さん御存知の通り代表に欠かせません。そういうパフォーマンスを維持して、さらに代表に貢献してほしいということでの選出になります」
香川真司さんにしかできないプレーで多くの人を惹きつけ、日本代表を勝利に導いて欲しいですね。
プレッシャーに負けず、頑張っていただきたいと思います!